2011年12月4日。午前から平安神宮に集まっていただき挙式、午後は東山艸堂で披露宴でした。結婚した当本人にとっては楽しくてあっという間の一日でしたが、外国からの友達にとっても同じように感じてもらえていたら嬉しいです。折角遠方から来てもらった友達がLost in Translationにならぬよう、自分が外国人ゲストだったらどう思うかを考えて、準備段階からできることは精一杯しました。
結婚式の案内状を海外に送る際には一部手作りで案内状を作製し、空港から京都までの移動手段の案内、宿泊先の手配、宿泊先・地下鉄駅・挙式会場・披露宴会場に印をつけた地図を作成。披露宴ではバイリンガルのアナウンスをかけてもらうべくアナウンス原稿もすべて二ヶ国語で用意し、メニュー表や自作プロフィールビデオも全て二ヶ国語で用意しました。ただ、平安神宮での挙式についてはどうすることもできず完全に日本語!!しかも挙式に招待できる人数が限られており、基本的に親族+αという感じだったのですが、思い切ってその「+α」を外国人ゲストにしました。神式の挙式という世界では珍しい結婚式をぜひ海外の友達にも見てもらいたいという気持ちがあったのと、きっと彼らなら言葉こそ分からなくても楽しんでもらえるだろうと(勝手ながら)思ったからです(笑)日本人の友達は残念ながらお招きできなかったので、通訳できる人が殆どいない中、当日は見よう見まねで儀式を乗り越えてもらいましたが、何とかなったみたいです?!前日に「明日は何時にここに来てね」という説明をすべく現地までご案内したり、挙式会場から披露宴会場までの道も一緒に歩いてご案内したり、、、結婚式準備の大変さを知っている日本人の友達からは「やり過ぎ」と言われたのですが、夏にボルドーまでお呼ばれしたロホンの結婚式では、ゲストへのおもてなし・配慮が素晴らしかったので、自分の結婚式にも海外から友達をお招きするからには「とことん尽くす」と決めていました。それでいても気付かなかった点、至らなかった点があったと思いますが、、、そこは「文化の違い」と笑い飛ばしてくれるINSEADの文化にお許しを得たいと思います・・・。
結婚式の記念写真に国際色豊かな顔ぶれが写っているのはすごく乙で、遠路遥々来てくれた友達は自分にとって特別な存在です。また、参列こそできなくても電話やメールを前日にくれた友達にも、本当に感謝しています。今後、自分が海外の結婚式にお呼ばれする機会がどれぐらいあるか分かりませんが、お祝い事は国境を越えて・・・これもPost-INSEADの醍醐味の1つとして、今後楽しみにしていたいと思います。